まずは簡単な会社紹介をお願いします

現在、5つの事業領域として、ヘルスケア事業、モビリティ事業、フード＆パッケージング事業、次世代事業、基盤素材事業を展開しています。また、三井化学グループとして、48社の国内関係会社と85社の海外関係会社を保有しています。

ありがとうございます。それではさっそくCONOCERの導入に関する話題に参りますが、まず何がきっかけで与信管理サービスの導入を検討し始めたのでしょうか？

三井化学グループ全体の与信管理の強化のために、当社でグループ各社が遵守すべき与信管理上のルールを策定し、国内、及び海外の関係会社に展開しておりました。その段階で、三井物産クレジットコンサルティングさんを紹介していただいたことが最初のきっかけでした。
それまでは、中国・インド等の新興地域の信用リスク関連の情報が取れにくいということが少なからずあったのですが、CONOCERでは複数の調査会社を使い分けることにより、より最適な情報を得ることが出来るという点に惹かれ、CONOCERの利用を決めました。

タイミング良く、弊社とのご縁があったのですね。では、それ以外に、他の調査会社ではなく、CONOCERを選定された理由は何だったのでしょうか？

1つ目は「調査レポートの平均取得費用が低い」ことです。私達が調べたところ、従来の調査会社にて調査レポートを取得する場合と比べ、１社当たりの取得費用が低くなり、費用を抑えられる点が魅力的でした。
2つ目は「情報の取得率」です。調査の都度、複数の調査会社の中から国や企業規模に応じ情報面でより優れたレポートを提案してくれるため、より多くの情報を取得しやすくなります。
3つ目は、「納品スピードの速さ」です。従来の調査会社では新規調査を依頼すると、情報を取得するのに長くて1ヵ月弱かかっていたのに対して、CONOCERであれば2週間以内でレポートが取得できることも魅力的でした。また、サポートデスクというサービスがあり、常にコミュニケーションを取れることから、安心感と満足感がありました。

ありがとうございます。CONOCER導入にあたっては、何か問題はありませんでしたか？

特に問題はありませんでした。各部署へCONOCERを導入した時も、マニュアルさえ見れば、簡単に操作でき、もし万が一分からなければwebサイトからお問い合わせし、サポートデスクの方々が素早く対応してくれましたので、その案内に従っていれば、困ったことはありませんでした。
お試し期間の後、CONOCERに対する社内アンケートを行った結果、ポジティブな反応が得られたため、本格導入へと移行しました。

導入によりどのような効果が現れましたか？

選定理由で述べたように、「低コスト」「情報取得率の向上」「納品スピードの速度向上」の3つが実現できたことに加え、三井物産クレジットコンサルティングさんが独自で開発された、「15段階での企業の信用力の格付け」が取得できたことで、定量的にリスクが把握できるようになりました。

三井物産クレジットコンサルティングの営業担当・サポート担当とのやり取りの印象はどうでしたか？

営業担当の方々は毎月利用状況に関する報告等、こちらの要望に柔軟に対応してくださいました。また、サポートデスクの方々は、レポートの申し込みに対して、迅速に対応していただく等、レスポンスの速さに満足しました。

CONOCERを使ってみて感じる良かった点は何ですか？

海外企業の信用調査を充実させていきたいというニーズにしっかり応えていただいているところですね。海外企業の信用調査を充実させることによって、取引先のリスク情報を的確に把握できることを期待しています。

ありがとうございます。その他、CONOCERへのご要望はありますか？

現在は、当社本体だけの活用ですが、今後、国内及び海外の関係会社との共同利用を進めていきたいと考えており、当社グループでの共同利用が可能となるようなご提案に期待しております。また、既に取得した調査レポートの情報を定期的に更新するサービスを提供していただけると、リスク情報の管理が徹底されるメリットがあると思われます。最後に、取引先のリスク情報を逐一提供していただけるサービスがあればより良いかと思います。